どうも、ヨシです。
普通に夜眠って朝起きたら目が開かなくなる…そんな事ありえると思いますか?
ありえるんですよ。その恐怖を味わった実体験をお伝えしようと思います。
目が開かなくなった原因
なぜ目が開かなくなったのか…その原因というのは「アーク光」です。
普通の方はあまり聞き慣れない言葉だと思いますが、このアーク光というのは「溶接」をする時に発する光のことです。
実は僕、溶接をする仕事に少しだけ携わったことがありまして、今後の為に溶接を練習する時があったんです。
そこで本来は遮光保護具というものを使い直接光を見ないようにして溶接を行っていくんですが、まぁこれが見辛いのなんのって。
黒いガラス越しに溶接する場所を見るので全然どうなってるか見えないんですよ。(素人では)
だからちょくちょく保護具(片手で握っとくタイプ)をズラして溶接の練習をしていました。
大体1時間くらいだったと思います。練習が終わって帰っても特に目に痛みは無く、ちょっと目が疲れたかなというくらいだったのですが…
それから6時間後くらいに目がめちゃくちゃ痛くなって目が覚めたんです。
それで目を開けようとしたんですが、痛くて涙が溢れて全然目が開けられません。
マジでパニクりました…
ネットで調べようにも、目が開かないので何も調べられない。
溶接の光が原因というのも知らなかったので、なんで痛いのか分からない恐怖といったらなかったです。
それから目を冷やしたり色々してると目が開くようになってきて、ネットで調べたらアーク光で目が痛くなるが時間が経てばマシになると書いてあったのでめちゃくちゃ安心しましたが、それまでは気が気でなかったのを今でも覚えています。
その後の経緯
目が痛くなって翌日もすれば痛みも無くなり普通に目を開けることが出来ました。
しかしそれが原因なのか分かりませんが、当時より視力が落ちたので今は眼鏡をかけてます。
当時周りの職人さんからも「溶接時は絶対直接見るな。目が焼けるぞ。」と言われていたにも関わらず侮っていた自分に猛省です。
それからは自分が溶接する時だけじゃなく、誰かが近くで溶接している時でも手で目を隠し直接見ないようにしていましたのであれからは一度も味わうことはありませんでした。
場合によっては失明も!?
溶接で目が痛くなる症状を電気性眼炎と呼ぶそうで、症状は目の中がごろごろする、目が痛い、涙が出て止まらないというのが一般的に言われています。
ただこの溶接光をもしも「コンタクトレンズ」をして直接長時間見てしまうと、レンズと目の間にある水分が飛んでしまいレンズが目の角膜とくっついてしまうという事も起きるようなので、必ず遮光保護具を着用するか直接見ないようにして下さい。
この「コンタクトレンズ着用時にアーク光で失明した」という記事を見かけましたが、どうやらガセらしく失明まではいかないようです。
ですが目に何らかの負担や傷が負うのは間違いないので極力見ないようにしましょう。
まとめ
ちなみにこういった目が焼けて痛くなるという事は日光でも起こる症状なので、夏に長時間海の近くに行く時なんかはサングラスなどで守るようにして下さい。
読んで頂きありがとうございました。